自社・フランチャイジー・ライセンス付与による発行

JCBは他のカード会社と異なり、大きく分けて3種類のクレジットカードの発行形態を取っています。

ひとつは、JCBが自社でカードを発行する形態。ニつめは、日本を代表する金融機関などとの提携により設立した全国に展開するフランチャイジーがJCBカードを発行する形態。提携会社が発行するJCBブランドカードの審査・発行・請求・問合せなどの各業務は提携会社が行います。提携会社が発行するJCBブランドカードは、提携会社のサービスに加えてJCBブランド共通のサービスを利用する事が出来ます。三つめの発行形態は、流通系カード会社や信販会社などに対してJCBカードの発行ライセンスを付与することにより、各社がJCBカードを発行する形態です。

海外でも現地銀行などがJCBカードの発行ライセンスを取得し、JCBカードを発行しています。国際進出を開始したのは1981年。国際展開を開始した当初は、ジェーシービーの現地法人などが在外邦人向けにJCBカードを発行していました。そして、1985年に香港の現地居住者向けカード発行を開始。近年、特にアジア地域で現地の銀行やノンバンクと提携し、現地人向けにもJCBカードを発行をしています。日本国外の発行会員数は、2002年8月末に300万人をそれぞれ超えました。今もアジア地域を中心に活発な会員獲得や加盟店の拡大を行っています。

2005年4月には中国国内銀行として中国銀行が初めてJCBブランドのカードを発行。また台湾においても聯邦銀行は「微風広場JCBカード」というカードを発行しています。これからも中国などの巨大マーケットを舞台に更なる躍進が期待されているのです。

欧州における地歩固めも積極的に行っていて、2006年3月1日からブルガリアのTranscard SAと提携して「TRANSCARD JCB」というカードを発行、これは、ブルガリアで初のICクレジットカードで、JCBにとっても欧州における初のJCBブランドのICカード発行となり大変注目されました。